○組織詳細について

□警視庁異能捜査課

異能を持つ危険分子を、同じく異能を持つ人間を使って排除しようとしている警視庁に存在する専門の課、

通称「異捜」。表向きには存在しない事になっており、所属している人間は普段は別の部署で仕事をしている。

特別な制服などは無く、通常の制服より私服の者が多い。また異能者だけで構成されているわけではなく、直接

的な戦闘を異能者が行い、そのサポートを一般の警察官が担っている事が多い。中には異能者でありながら何か意図を持って一般人を装っているのも存在する。 招集時のみ異能捜査課として動く。異捜の当初の目的は異能によるとされる犯罪を正規の法の元で裁く為に尽力する目的で秘密裏に立ち上げられたが、数年前にトップが変わり無差別に異端者を排除する傾向にある。

「異能を異能を持って排除する」という一見矛盾している方針に見えるが、 上層部は「君たちの振るう力は正義だ」と称し、正当化している。しかし異捜内で突如として異動になったり、行方をくらます 人が存在しており、現在の上層部に懐疑心を抱く者もいる。

また、異端者(ネクター)や異能(ネクティマ)などの呼び名は警察側独自の呼称で一般人との識別コードのようなもの。 


□警視庁異能庶務課

主に捜査課が異端者達との戦闘で出した被害の事後処理、雑務、マスコミへの対策、事務系の仕事を請け負う課。雑用のような物だが彼らのおかげで今まで異能が表沙汰になるような事態は起こっていない。基本的には内勤だが必要とあれば捜査課と共に出動する。庶務課は常駐の職員もいる。


□警視庁異能研究課

名前の通り異能研究を主体に行う課。(科捜研みたいな扱いです。)秘密裏な課故に人員が割けないため割となんでもやる人間が集められている。現場検証から死体の分析、様々な異能の種類・性質の調査、異端者を被験者とした実験などとブラックな部分が強い。研究課は異能の存在を知る一般人の構成員が多いが、一部異能者もいる。


□異能者-過激派

異能者グループの中でもとりわけ異能捜査課に対して攻撃的な派閥であり、また自分達は選ばれた人間であり、ただの人間より優れた人種であると考える人が多い。一般人に対する犯罪率も高く、警察は手を焼いている状態。過激派の総合的なリーダーのような人物は特に存在せず、過激派の中で個々でグループを作っている事が多い。過激派同士で統率が取れているわけではなく、過激派同士での争いも少なくない。

※診断結果で派閥幹部と出た場合は個々のグループ内での幹部だと思ってください。 


□異能者-保守派

異能者は日の目を見るべきではないという考えを元に、極力異能捜査課に関わらない・見つからない事を前提に必死に彼らなりの日常生活を送る事を決めた派閥。保守派にも特にリーダーは存在せず、現状異捜の影におびえながら必死に生きている状態。過激派とも意見の違いで抗争になる事もあり、やむを得ず異能を使う事もある。

※診断結果で派閥幹部と出た場合は個々のグループ内での幹部だと思ってください。


□異能者-中立派

中立派と銘打っているが、実質過激派・保守派に賛同出来なかった、又は両者どちらにも関わる気のない異能者の集まりになっている。中には能力を他の事に活かせないかなどと試行錯誤している者や、警察に肩入れする者、異端者に発狂を抑える薬だとして麻薬販売、グループを組んで過激派を煽る等して現状を楽しむような者まで様々で、一番まとまりのない、派閥と言えるかどうかさえ怪しい集団と認識されており、保守派や過激派からはあまり良く思われていない。しかし、どうやら中立派トップとその幹部を名乗る人物も存在するらしく、謎に包まれている。


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